「ファイル名を指定して実行」履歴削除

今回のテーマ: DOM

今回は「実用性」よりも「テーマ」が先行しています。あまり使い道のないスクリプトかもしれません。

「ファイル名を指定して実行」機能、利用していますか?実は、私も使うのは主に「レジストリエディタ」の起動や、「送る(SendTo)」フォルダの参照ぐらいです。

その他、「(ブラウザを立ち上げない状態から)URIを入力してブラウザを立ち上げ」にも使えます。その気になれば、"excel"と入力すればエクセルが、"winword"と入力すればワードが立ち上がります。

この「ファイル名を指定して実行」機能、ウィンドウズキー+Rキーで呼び出せます。あまり使われてないかもしれませんが、積極的に利用すれば意外に便利かもしれません。

頻繁に使用するアプリケーションなら、ショートカットキーを登録する方が便利です。アプリケーションのショートカットのプロパティに、「ショートカットキー」という項目があります。ここに、たとえばエクセルのショートカットに「Ctrl + Alt + X」のショートカットキーを設定すれば、この3つのキーを一緒に押せばそのアプリケーションが立ち上がります。その他メーラーやWebブラウザの(ショートカットのプロパティに)ショートカットキーを登録すれば、スタートボタンをクリックしなくても、アプリケーションをすぐに立ち上げることが出来ます。

この「ファイル名を指定して実行」には履歴機能があり、以前に入力したコマンドが記憶されています(最大26件)。

この履歴は、レジストリ上にアルファベットのa~zをキーにして記録されています。つまり、a~zの26文字分、26件です。

つまり、26件使用して新しいもので上書きされない限り、古い履歴が残ったままになります。レジストリを直接編集すれば古い履歴が削除できますが、これはその履歴を簡単に削除するためのスクリプトです。

なお、レジストリ上から履歴を削除しても、ウィンドウズを再起動するまでは、削除した古い履歴が残ったままになります(レジストリエディタを使用して、手動で削除した場合も同じです)。削除が終わって変更を有効にするためには、ウィンドウズを再起動してください。

「ファイル名を指定して実行」履歴削除ダウンロード


プログラムコードの表示

(プログラムコードがここに表示されます)

特にいじるところはありません。というより、どこをどういじれば何が変わるのか、わからない方が普通だと思います(←ぉぃ)。

今回のスクリプトは、作り始めてから途中で目的と手段が入れ替わって、なんかえらいことになってしまいました。DOMを使って、HTMLのエレメントを生成したり、廃棄したり。

W3CDOM Level1の資料を調べながら「あ~でもない、こ~でもない」、W3CとMicrosoftのDOMの定義が違っていて「おっかしいなぁ」と首をひねることしきり。

MSのDOMと聞いて、「モビルスーツのドム」が頭に浮かぶ人には、何の意味も無いスクリプトかも(^_^;

今回はVBScriptで記述しましたが、HTMLのJavaScriptでも使い方の基本は一緒です。これが何かのヒントになって、おもしろいWebページが作れたら幸いです。